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ヨガは便秘にも効果的!その実践方法から実際に快便にるまでの道のりをご紹介!!

お腹をハートの手で押さえる女性 ヨガ哲学×生活

ヨガで便秘の解消できますか?

答えは、YES!

ヨガは便秘の解消にも、とても効果的です。

実際、便秘に悩む女性はとても多いと思います。
ヨガスタジオでの初回アンケートでも、気になる事に【便秘】を書かれる方って多いですから。

書く言う私も、長年便秘に悩まされてきた一人です。
ヨガに出会ってから徐々にカラダに変化が起こり、今ではすっかり快便族です♪

なな
なな

私が人一倍健康で、元気いっぱいにいられるのは本当にヨガ様様!

今回は、ヨガにおける便秘の考え方、そして便秘解消に効果的な方法をご紹介致します。

ヨガでの便秘の考え方

インドで太古から行われて来たヨガ。
そんな大昔のヨガでも、便秘は良くないものとされています。

現代行われているヨガは、アーサナ(ポーズ)が主流です。
このアーサナ(ポーズ)は本来のヨガの中で、主にカラダの外側を整える為のものとされています。
もちろん、アーサナ(ポーズ)を通して、呼吸、そしてもっと内側の精神的な部分にまで働きかけてはいます。
けれど人間の外側であるカラダを使っている以上、カラダの外側をメインに整えるように出来ているのです。

本来のヨガは、カラダの外側のみならず、カラダの内側、そこに流れるエネルギー、そしてココロや思考までも健やかな状態になることを目指ています。
その為、カラダの内側である腸に便が溜まっている状態は健康とはかけ離れた状態と考えられるのです。

そして本来、こういった便の滞りなどはアーサナ(ポーズ)やプラーナーヤーマ(呼吸法)の前に解消しておくべきもの、とされています。

 

なな
なな

現代では、「ヨガのクラスの前に便秘を解消してきて下さい。」などと言われる事は無いとは思いますが、本来は腸内もスッキリしている方がアーサナ(ポーズ)の効能が得られるんですね☆

古典ヨガにおける便秘の対策

実は、十六世紀頃に書かれた【ハタ・ヨーガ・プラディーピカー】や【ゲーランダ・サンヒター】というヨガの経典に、腸をキレイにする方法が記されています。
アーサナ(ポーズ)の前に便秘の解消を~と言うくらいですから、ちゃんとその方法も説かれているのです。

便秘はカラダの内側をキレイにしていくものですが、ヨガの中でカラダの内側を清掃して健やかにしていく方法をシャットカルマと言います。

シャット・カルマ

カラダの内側を浄化するシャットカルマには6つの方法があります。

  1. ダウティ…歯・食道・内臓などをキレイにする
  2. バスティ…肛門や直腸をキレイにする
  3. ネーティ…鼻孔をキレイにする
  4. トラータカ…目を浄化する
  5. ナウリ…腹部の内臓のマッサージ
  6. カパーラ・バーティ…空気による浄化

この中の、ダウティとバスティが腸をキレイにする方法にあたります。

これからダウティとバスティについて簡単にご説明致しますが、シャットカルマは熟練の信頼出来る先生の元で行うものです。

なな
なな

見よう見まねで行うと大変危険ななので、一人で真似したりしないでくださいね。

ダウティ

ダウティは主に内臓の上部の清掃にあたります。
一部、今回のテーマである便秘に関わる下部の清掃に応用される場合があります。

ダウティで清掃するのはここ↓

  1. 内臓の清掃
  2. 歯の清掃
  3. 心臓の清掃
  4. (肛門の清掃)

この中で便秘の解消に関係しているのが1.の内臓の清掃です。

塩水を適量飲み、その後吐き出して胃を清掃します。

本来ダウティは内臓上部の清掃なので飲み込んだ塩水を吐き出して胃をキレイにします。

けれど、この応用で飲み込んだ塩水を下から出すバージョンもあるのです。
塩水を適量飲み、特別なアーサナ(ポーズ)をすると、下からすっきりドバーッと出ると言うものです。

これは私も、実際にインドの大先生の元で経験した事があります。
私の時はただの塩水ではなく、お米の汁だったかヨーグルトの汁だったかが少しまざったものでした。(曖昧な記憶…)
これを適量飲みます。

でも、この適量と言うのが曲者です。
恐らく一般的に適量と聞いて想像するよりはるかに多いのです。

大きめのタンブラー1~2杯(人によってそれ以上)程度だったと記憶しています。
その後指定された特別なアーサナ(ポーズ)をしていると、あらビックリ。
一緒にトレーニングをしていたメンバーが一人、また一人とトイレに駆け込むではありませんかっっ。

私は元々便秘薬を飲んでも効果が出るのに時間がかかるタイプなので、なかなか便意が来なかったのですが、ほとんど皆トイレに駆け込んだかなぁ…?と言うところでやっと私もトイレとお友達になりました。

バスティ

バスティも内臓の清掃です。
内臓の清掃なのですが、ダウティが内蔵の上部が中心だったのに対し、バスティは内臓の下部。
いわゆる腸や肛門をメインにしています。

そして方法もダウティとバスティで違いがあります。
ダウティは口から内臓に働きかけますが、バスティの場合は肛門から内臓に働きかけます

肛門から内臓に働きかける方法ってイメージつきますか?
皆さまもいくつかご存じだと思います。

日本で一番ポピュラーなものと言えば浣腸。
そしてもう一つ、腸内洗浄です。

腸内洗浄をご存じでしょうか?
日本でもある時から腸内洗浄の名前は聞かれるようになりましたが、実際に経験した事のある方はそう多くはないのではないでしょうか。

書いて字の如く、腸内の洗浄です。
肛門に入れたチューブから温水を流し込み、腸内をキレイにします。

細かい方法は今日本で行われている腸内洗浄と違う部分も多々ありますが、このバスティも大まかな行法としては似ているものです。

インドの熟達した先生になると、チューブを使わなくても自身の肛門から水を吸い上げられるそうですよ(驚)

昨今では腸を健康にする事を腸活なんて言われたりしていますか、大昔からヨガでは腸内がキレイである事の大切さを説いていたなんて興味深いですね。

現代のヨガでの便秘の対策

古典のヨガにおける便秘の対策をご紹介致しましたが、なかなか素人が手を出せるものではなく、現実的ではありません。

けれども、現代ヨガスタジオで行われるヨガも十分に便秘に効果的です。

具体的には

ねじりのポーズ+腹式呼吸

この組み合わせでかなり効果があります。

ねじりのポーズ

ヨガにはカラダをねじるポーズがたくさんあります。
便秘解消効果を狙いたい時は、その中でも、しっかりと腹部がねじられるポーズを選びます。

おススメはアルダ・マッチェンドラ・アーサナ(半分の魚の王様のポーズ)です。

アルダマッチェンドラアーサナ ねじりのポーズ
ヨガをされた事の無い方でも、わりと目にした事のあるポーズではないでしょうか?

このポーズが便秘の解消におススメなのは、しっかりと腹部がねじられた上に、さらに太ももがお腹を圧迫するところです。

 

なな
なな

因みに、私がインドの大先生のトレーニングで経験したダウティの時の特別なアーサナ(ポーズ)も、ねじって腹部を圧迫するタイプのものでした。

腹式呼吸

ヨガのアーサナ(ポーズ)は基本的に腹式呼吸で行います。

腹式呼吸とは肺の下の方までしっかりと空気を入れる事で、肺が膨らみ、横隔膜が下がり、お腹が膨らむ呼吸法です。
また肺の下の方の空気までしっかりと吐き出す事で、横隔膜が上がり、お腹が凹みます。

この呼吸には、そのもので効果がたくさんあるのですが、しっかりとお腹が動くように呼吸をすると腹部の内臓のマッサージ効果も得られるのです。

以上の事を踏まえて、お通じが気になる方におススメのヨガ的方法はこれです!

朝に一杯の白湯orお水(常温)を飲む。
しっかりとねじるポーズを行って、たっぷり腹式呼吸をする。

お腹にやぼったさを感じる時はぜひ試してみてくださいね。

なな
なな

因みに、ねじりのポーズって実は奥が深いんです。
ちゃんとねじると真後ろ向くくらいねじれるんですよ。

より効果を高める為に、しっかりとアーサナ(ポーズ)の方法を学びたい方はぜひ一度ちゃんと先生に教えてもらって下さい。

どこでヨガをしようかな?と言う方へのおススメはこちらのスタジオ↓

インストラクターに絶対的信頼がおける、安心して利用できる本格的なヨガスタジオです。

私の便秘解消への道のり

子供の頃の私はかなり拗らせた乙女心を持っていたので、小学生の頃からわざと便秘になるように仕向けていました。
「かわいこちゃんはウ〇チしない!」
みたいな発想です。

別に実際かわいこちゃんでも何でもないんですけどね。
まぁ、そんな拗らせた思考から学校でしないのはもちろんの事、家でも極力しないように自分を教育していきます。
結果、中学生に上がる頃には立派な便秘っ子に仕上がりました。

基本は2~3日に一度出れば良い感じで、1週間出ないなんて事もザラです。

そうこうしている内にダイエット心が芽生えます。
が、食いしん坊の私には食べ物を我慢するなんて無理!
浅はかすぎる事に、お腹に溜まっているものを出して体重が減った気分を味わう事にはまりました。

その時愛用していたのがこちら

 

これをかなり濃く煮出して飲むと、一気にドバーっと出ます。
溜め込んで一気に出す、溜め込んで一気に出す、を繰り返していました。
もちろん、全くおススメはしません。
(センナ茶自体は普通に入れて飲む分には快便に効果のある、とてもよいお茶です。)

高校卒業後はこのセンナ茶を使う事は無くなったのですが(ブームが去った?)、便秘の状態は変わらないまま。
2~3日に1回出れば良い方、1週間でない事もざらな状態が続いていました。
この頃、便秘をなんとかしたいと思っても慢性化しすぎてどうにもならない状態でした。

それが20代でヨガに出会って変わります。
ヨガのアーサナ(ポーズ)を日常的に行うようになって少し変わりました。
1週間出ない事もちょこちょこあったのが、1週間も溜め込む事はなくなりました。
だいたい、2~3日に1回は必ず出るようになったのです。

その後、さらにヨガにのめり込むと共に、食生活にも意識が向くようになります。

その結果、だいたい1日おき、調子が良い時には毎日出るようになったのです。

インドの大先生の元、ダウティを経験したのはこの頃です。

それから妊娠すると、妊娠期間中は便秘に逆戻り。
ホルモンの変化のせいもあるのでしょう。
病院で処方された酸化マグネシウムに助けられました。

毎日快便になるので、産後もしばらくはこちらを飲んでいました。

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けれど、ずっとお薬に頼るのは嫌だったのでそれもやめます。

それからはまた、ヨガと食生活でほぼ毎日出る状態に戻りますが、子育てにバタバタして自分のお食事がおろそかになると1日空く事がちょこちょこおこります。

それが、こちらをお食事に取り入れるようになってから、出ない日が全くなくなりました。

 

まとめ

こうして今ではすっかり快便族になった私ですが、全てヨガのおかげだと思っています。

「いやいや、食生活も変わったのでしょ~?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

でも、そもそも食生活が変わったのもヨガのおかげなのです。
ヨガを通して自分を見つめる習慣が出来たからこそ、自分の食生活にも意識が向くようになりました。

そして、少しでも便がお腹に溜まっている状態を不快に感じられるようになったのもヨガのおかげです。

便秘に悩んでいる時は、まずは自分の出来る事を一つ一つ。
是非ヨガも取り入れてみてください!

お腹の中がいつも軽い感覚は、一度味わったら手放せないと思います。

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