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ヨガインストラクターになる方法!【徹底解説】

ヨガインストラクターが生徒をアジャストしている ヨガ×インストラクター

ヨガインストラクターになりたいんですけど、どうすればいいですか?

ヨガが大好きだからインストラクターに転職したい!
子供の手が離れてきたので、空いた時間に自分のペースでヨガインストラクターをしてみたい!

趣味で始めたヨガだけど、気づいたら「私もインストラクターとして働きたい!」そんな気持ちになっていませんか?

ヨガインストラクター歴もうすぐ20年、スタジオのトップインスタクーとして長年イントラ採用担当も行っていた私が、ヨガインストラクーになる方法を詳しくお伝えします。

これを読めば、ヨガインストラクターになる為の道筋が具体的にイメージできます。

なな
なな

ヨガインストラクター、やる気があればきっとなれます♪

資格を取ろう

まず、ヨガインストラクターになる為にはヨガインストラクターの資格を取る必要があります。

これ、実は本当は必ずしも必要なわけではないのですが、一番手っ取り早くインストラクターになれる方法として資格は必須です。
では、その資格はどのように取得すればいいのでしょうか?

インストラクター養成コースを受講する

ヨガインストラクターの資格を取得する為には、ヨガインストラクター養成コースというのを受ける必要があります。

養成コースは日本や本場のインドはもちろんの事、アメリカ・カナダ・中国・台湾…多くの国で開催されています。
ヨガの資格は国家資格ではないので、どの国で取っても全く問題ありません

開催形式も週に数日ずつ、長い期間をかけて学ぶものもあれば、リトリート形式で数週間毎日みっちりお勉強する形のものもあります。

日本で資格を取る場合は日常生活のリズムを壊すことなくお勉強が出来る前者、海外で取ってくる場合は後者を選択する方が多いです。

養成コースの種類と金額

ヨガの資格の種類

ヨガの資格は国家資格ではありません。
その為、絶対に決まった資格というのがあるわけではなく、資格の種類も無数にあります。

その中で今一番主流の資格が【全米ヨガアライアンス】というものです。

これは日本だけではなく海外でも通用する国際的なヨガの資格で、現在日本で活躍する多くのインストラクターが取得しています。

その他には【日本ヨガインストラクター協会JYIA】【インド中央政府公認】【国際ヨガ普及協会IYSA】等を履歴書ではよく見ましたので、取得してる方が多い印象です。


※ここに上がっていない資格は意味がないと言うわけではありません。あくまで良く見ると言う話です。

養成コースの金額は団体によってピンキリ

気になるその養成コースのお値段は、ピンキリです。

団体によって大きな差がありますが、日本の養成コースでおおよそ30~60万円くらいでしょうか。※物価上昇の影響で今後さらに高くなる可能性もありますね(涙)

国によっては養成コースの金額が日本よりもはるかに安いので、旅費を含めても日本で取るより海外で取る方がお財布に優しい場合もあります。

なな
なな

私は海外で資格を取っている人に「どうしてその国で取る事にしたの?」とちょこちょこ聞いてみちゃうのですが「日本で取るより安かったから」と答える人が案外多いです。

※円安の影響でこのパターンは今度無くなるかも??(涙)

全米ヨガアライアンスは必須か?

 

調なんとなく全米ヨガアライアンスが取れるコースの方が他より金額が高いイメージなんですけど、やっぱり全米ヨガアライアンスは必須ですか?

必須かと聞かれたら、必須ではない…と答えます。

実際私も、全米ヨガアライアンスではない資格の方も何人も採用しています。

面接やデモレッスンをする中で、正直「全米アライアンスの資格を取ってきた新人さんは格段に素晴らしい!!」なんて感じる事は一度もありませんでした。

全米ヨガアライアンスの資格を持っている方にも素晴らしい方はたくさんいます。
けれど、残念な方もたくさんいます。
その逆も然りで、全米ヨガアライアンス以外の資格を取っている方にも素晴らし方はたくさんいます。
もちろん、残念な方もいらっしゃいます。

そして私自身もインストラクターになりたての頃は全米ヨガアライアンスは持っていませんでした。

私がインストラクターの資格を取った時は、まだ日本で全米ヨガアライアンスがそこまで台頭していませんでした。
当初私自身が持っていた資格も全米ヨガアライアンスではありません。
今振り返ってもとても質の高い養成コースだったので、全米アライアンスを持ってないからといって困る事もありませんでした。
全米アライアンスの資格を持っている方とお話して、何か自分が足りないと感じさせられる事もありませんでしたし、むしろ知識量は私の方が多いと感じる事が多かったです。世の中で全米ヨガアライアンスが主流になってからは、私が持っていない事に驚かれる事もありました。
私は【資格】ではなく「いかに自分がより実りのある事を学べるか」にしか興味が無いので、最初の養成コース終了後も複数の養成コースを受けていますが、どれも全米ヨガアライアンス関係ではありません。その後、「絶対にこの先生の下で学びたい」と思って受けたコースにたまたま全米ヨガアライアンスの資格がついていました。
インストラクターになってからしばらくして、途中で取得した形になります。

当たり前ですが、私が全米ヨガアライアンスの資格をとる以前と以降で特に変わった事はありません。

それによって受け持ちクラスが増えるわけでも減るわけでもありませんし、レッスンフィーが上がるわけでもありません。

ごくたまにインストラクターの採用条件として「全米アライアンスの資格を持っている事」と明記しているヨガスタジオもありますが、ほとんどそうではありません。
他の資格を取得してもインストラクターとして十分に活躍できます。

なので、絶対に全米ヨガアライアンスは必要ですか?と問われたら、必ずしもそうとは思わないというお返事です。

ただ全米ヨガアライアンスが主流であるのは事実なので、インストラクターとして活躍したいなら持っていると良いかなとは思います。

お勧めしない資格

では、とりあえず資格を取れば何でも良いのでしょうか?

時々「数日でヨガの資格が取れる!」と言うような極端に短期間で取れる事をうたった資格があります。

こちらは絶対お勧めできません!

日数も少ないので費用も他と比べると大幅に控えめな事が多く、お手軽なのでつい手を出したくなってしまう気持ちも分かります。
けれど、全米ヨガアライアンスを取る為に必要な勉強時間である200時間ですら、ヨガを学ぶには全く足りないくらいなのです。
足りないので全米ヨガアライアンスもその先500時間があります。それでも本当は足りません。
それなのにたった数日で学べる事なんで何もないに等しいのです。
安さ、手軽さだけに踊らされないようにしてください。

養成コースで学ぶこと

養成コースで学ぶ事は大まかには

  • ヨガの哲学的な部分やその歴史
  • アーサナ(ポーズ)の詳しい解説が

この2つがメインになります。

ヨガの哲学は普段のクラスではしっかりと学ぶ事は少ないと思うので、インストラクターとして本当のヨガを知る為には絶対不可欠です。

この2つにプラスしてクラスの構成やインストラクションの仕方のお勉強が入ってきます。

でも実は養成コースで学ぶことは養成コースによってかなり違いがあります。
それこそ同じ全米ヨガアライアンスという資格をとっていても、学んだスクールによって内容は全然違います。
もちろんガイドラインにそっているのでそれに逸脱した突拍子の無い内容はありえませんが、哲学や歴史を学ぶボリュームやそれぞれのアーサナ(ポーズ)についての説明などもそれぞれのスクールに個性があります。

全国で共通された教科書みたいなのは無いんですか?

残念ながらありません。
それぞれ主催するスクールが作るものなので、それぞれの団体や先生自体のレベルや得手不得手によってもばらつきがでている印象です。

※全米ヨガアライアンスはガイドラインの改定が発表され、2020年2月以降2022年2月までには全てが新しいガイドラインにそって運営されていくので、それまでより全体の質があがりそうです。

養成コースを修了し、最後のテストに合格して初めて資格を取得できます

なな
なな

けれど資格を取ったからとインストラクターになれるわけではありません。
クラスを持って初めてインストラクターになります!

クラスをゲットする方法

クラスの持ち方は主に5つあります

1. 資格を取ったスタジオでクラスを持たせてもらう
2. オーディションを受ける
3. 正社員・アルバイトの面接を受ける
4. 自分で主催する
5. 紹介

資格を取ったクラスでスタジオを持たせてもらう

ヨガスタジオが併設されているところで資格を取った場合、まず一番に頭に浮かぶのがこのパターンでしょう。
私は運がよく資格を取ったスタジオでそのまま最初のクラスを持たせて頂きました。

けれどこれは本当にラッキーな事。
どのスタジオもクラスの枠は限られていて、基本どの枠も受け持っているインストラクターがいます。
そんな中、養成コースを修了した人、全員に新しいクラスを提供する事はスタジオとして不可能です。
このパターンでクラスを持たせてもらえるのは少数派です。

因みに私がこの時頂いたクラスの枠は週に2枠。
卒業後正社員採用のシステムでない限り、クラスの枠を頂けたからといってイコールそれだけで生活出来る収入が確保出来るという意味ではありません

オーディションを受ける

ヨガスタジオやスポーツクラブで開催されるオーディションに参加してクラスを勝ち取る方法です。
これが一番オーソドックスなクラスの獲得法になります。

基本は短いクラスの実演をし、面接はある場合と無い場合があります。

オーディションはクラスの枠を獲得するものです。
その為、オーディションで合格を頂いても獲得できるクラスは1~数クラス程度が多いです。
担当のクラス数を増やす為には、複数のオーディションを受ける必要があります。

私は一度だけ90分の筆記テストを受けた事があります。

ほとんど筆記テストはありませんが、私以外にも1人、他のスタジオで筆記を受けたと聞いた事があります。
極まれにあるみたいです。

正社員・アルバイトの面接を受ける

正社員・アルバイトを募集しているヨガスタジオの面接を受けます。
この場合はレッスンだけでなくその他の業務もたくさん請け負う事になるので採用基準がインストラクターだけの場合よりも広がります。
その為、まだインストラクターとして半人前だと判断されてもその他の評価が高いと採用される可能性もあります。

そして、このスタイルの最大の利点は、ある程度まとまった収入を確約される事です。
自活している方の場合、担当クラスが数クラスだけでの時期は他のお仕事との掛け持ちが必須です。
けれど、正社員やがっつりシフトに入るアルバイトの場合は、資格を取った当初からヨガに関するお仕事だけで成り立ちます。

自分で主催する

オーディションを受けてもなかなか合格しない場合は、自分で主催するのも一つの手です。
公民館やレンタルスタジオを借りてクラスを開きます。

紹介

知り合いのインストラクターさんからお声がかかる事もあります
「今度どこのスタジオで枠があくのだけどやってみない?」みたいな形で。

もしくは代行で行かせて頂いたスタジオ等で、その時に参加して下さった方からの評判がいいと後にスタジオからお声がかかる事もあります

そしてもちろん、自分が担当しているクラスの評判がよければ、そのスタジオでクラス数を増やせることもあります!

 

よくあるクラスの担当方法はこの5つです。
養成コースを受けて、終了後に自分のクラスを持って初めてヨガインストラクターデビューです。

まとめ

長々と説明をしてきましたが、ヨガインストラクターになる為のステップはたった二つです。

ヨガインストラクター養成コースを受講する
       ⇓
自分の担当するクラスをゲットする

どちらもやる気さえあれば実現可能な事なので、興味のある方は是非チャンレジしてみて下さい!

そしてもう一つ。

資格を取っただけでそのままになってしまう方もいらっしゃるのを知っています。
インストラクターになりたくて養成コースを受講したならぜひクラスを担当してインストラクターになってください。
本当に本当に楽しいお仕事です♪(私にとってはですけど…)

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