今度ヨガの体験に行くんだけど、何を着て行けばいいのかな…?
ヨガのクラスに参加する際の服装って、始めの頃は悩む方も多いのではないでしょうか?
実際私も、体験の予約を受けた時や、始めたばかりの方に服装の事を聞かれる事も多いです。
スタジオに問い合わせると、どこのスタジオでもほぼ間違えなく
動きやすい服装なら何でも大丈夫ですよ。
と言われると思います。
でも、動きやすい服装って何でしょう?
ジャージで良いの?
スウェットは??
恐らく皆さん、ヨガの時の格好としてパッと思い浮かぶものはあると思います。
そう、ピタッとしたレギンスとピタっとしたキャミソール。
あれはちょっと着たくないなぁ
正直あの服装には抵抗があったり、持っていなかったりする方も多いしょう。
分かります。あのピチピチに抵抗がある気持ち、分かります!
そして別に、あのピチピチは着なくても大丈夫です。
そこで、今回は、実際のヨガのクラスで困らない、ヨガウェアについて解説致します!
定番ヨガウェア
まず、定番のヨガウェアを確認しておおきましょう。
ヨガウェアと言われて多くの方が一番思い浮かべるであろう、定番ウェアはピッタリトップスにピッタリレギンスです。
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↑こうゆうの。
実際、インストラクターの8割はこの上下ともにピチピチスタイルですし、ヨガ歴が長い方もこのタイプのウェアを着ている事が多いです。
何故かと言うと、やっぱりヨガをするのに適しているから。
だって、こんなにもヨガの時に利点があるのです。
- 動きやすい
- 洋服が動きの邪魔にならない
- 自分のポーズがしっかり見える
- めくれ上がらない
- 汗で重くならない
- かさばらない
その為、インストラクターにも、ヨガのベテランさんにも好まれています。
体験の時でも、初心者さんでも、この格好に抵抗が無い方だったら、レギンスにトップスだと間違えないと思います。
レギンスも可愛いのがたくさん出てますしね。
でも…ぶっちゃけこの格好、抵抗ある方も多いのではないでしょうか?
もうすぐインストラクター歴20年になる私ですが、実は私はこの格好は滅多にしません。
私がレギンス+トップスを避ける理由
ここで一度、私が定番ピチピチウェアに抵抗がある理由をお話します。
それは、
【恥ずかしい】
からです。
完全に私の個人的な理由なのですが、この定番ピチピチヨガウェアに抵抗のある方の気持ちって似たり寄ったりじゃないでしょうか?
この、上下ピチピチスタイル、私の体型の欠点を助長させてくれます。
例えば私の場合、上半身に比べ、下半身が圧倒的に太く、そして脚が極端に短いです。
私からしたら、このピチピチスタイルはその全てを白日の下に晒してくれる、恐ろしいスタイルです。
多くのインストラクター達がおしゃれに着こなしている、カラフルレギンスなんて履こうものなら、更に下半身の太短さが強調され、地獄絵図ですよ。
それが分かっていて、どうしてその格好をする必要があるのでしょう?
本来のヨガを志すものとして、そんな見た目の事を気にしてるなんてまだまだすぎますね…等のつっこみはいりません。
日々、自ら突っ込みを入れていますので。
という事で、私は自分が生徒として学ぶと時、かつどうしてもこのピチピチスタイルである必用がある時以外は、この格好はしておりません。
ヨガ、好きすぎて学びたすぎるので、それくらい必要な時だけは、恥も外部も無く受け入れています。
そんな私だからこそ、はっきり言えます。
通常ヨガのクラスを受ける時、定番ピチピチスタイルである必用はありません。
が、いわゆる「動きやすい服装」の中にも、ヨガには適さないものがあります。
そのポイントをしっかり押さえておけば、お手持ちの動きやすい服装で大丈夫です!
では、そのヨガに適さない服装を見ていきましょう。
ヨガに適さない服装
ヨガのクラスに参加する時のウェア選びは、基本的に動きやすければ大丈夫です。
大丈夫なのですが、5つだけ、動きやすくても適していない格好があります。
ダボダボのTシャツ
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ダボダボのTシャツ、体型隠れて良いですよね~♪
でも、このダボダボTシャツはヨガの時にはあまり適していません。
何故なら、上半身がスコーンと丸見えになるからです。
ヨガのアーサナ(ポーズ)には、様々なものがあります。
立ったり、座ったり、寝っ転がったり、ひっくり返ったり…
そんなアーサナ(ポーズ)の中、このダボダボのTシャツは四つん這いのポーズと逆転のポーズとの相性がすこぶる悪いのです。
ダボTで四つん這いになると、Tシャツの前面はだらんと垂れ下がります。
それって、後ろで四つん這いになってる人から上半身丸見え状態なのです。
さらに襟ぐりも大きいタイプのTシャツですと、前からも丸見えです。
すると、先生の目には確実にブラジャーが入っています。
ヨガのクラスによっては、四つん這いが基本姿勢になる事もあるくらい、四つん這いは良く出て来るアーサナ(ポーズ)です。
案外ダボTの方って多いので、私は見慣れすぎて目に入っても全く何も感じなくなりました。
もし、どうしてもダボTを着たい方は襟ぐりが開きすぎていない物をチョイスして、ズボンにインするか、中にキャミソール等を着るのがおススメです。
ワイドパンツ系
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↑こうゆう感じのワイドパンツ系もあまりおススメ致しません。
何故なら、このワイドパンツ系は逆転のポーズとすこぶる相性が悪いのです。
ひっくり返った瞬間にバサバサバサ~~~、と脚の付け根のところまで落ちてきます。
そう、生足にょきにょき状態になるのです。
本当に潔いほど落ちて来るので、逆転のポーズの時だけ下半身パンツ一丁みたいになりますよ。
基本的にワイドパンツ系を履かれる方って、脚のラインを出したくない方も多いのではないでしょうか?
それが、突如逆転で脚の全貌を全て公開しているような状態になってしまうと、もはやアーサナ(ポーズ)をとっていても、それが気になって心ここにあらずになってしまいますよね。
なので、このワイドパンツ系はおススメしません。
因みに私は、おススメしないと言いながら、このワイドパンツ系は時々着用しています。
主には自分が教えている時で逆転が入らないと分かっている時に履いていますが、急遽逆転をする事になったりした時は膝辺りで結んでめくれ上がらないようにしています。
短パンだけ
下半身短パンだけ、というのもおススメ出来ません。
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↑こんな感じに
ダボTが適してないのと同じ理由で、中が見えるからです。
ヨガでは、脚をあっちやこっちに上げたりする事が多々あります。
短パンだけだとその時に隙間からパンツやらその他やらが見えてしまう事があります。
ダボTと違い、恐らく見えるのは先生からだけだと思いますが、私なら先生だけでも見られていたら恥ずかしいっっ。
レギンスやスパッツと合わせて履けば問題ないです♪
ホルターネック、背中に大きな装飾があるもの
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↑ホルターネックはこうゆうの
これ、すごく可愛いですね~♪
ホルターネックは向かないと言いつつ、欲しくなってる私(笑)
でも、とにかく、ホルターネックは向きません。
逆転のポーズやあおむけのポーズになる時に邪魔になるからです。
同じ理由で背中にリボン等の大きな装飾のあるものも向きません
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↑こうゆうの
これもすごく可愛くて、欲しくなります。
私は可愛いもの好きなので、若いころは実際にこうゆうウェアを着ていた事も多いのです。
確かに、仰向けのポーズやシャバアーサナ(屍のポーズ)の時に背中に違和感がありますし、首の後ろにリボンなんてあると逆転のポーズの時には邪魔すぎます。
でも、違和感と言っても多少の事です。
そのアーサナ(ポーズ)の間だけちょっと我慢すればいいよね~♪
程度の認識で着続けていました。
だって、可愛いから。
けれど、インドの大先生からヨガを学ぶようになり、その先生、私の可愛いウェアを見るなり
と一言。
速攻私はお着換えタイムを取らされる事になりました。
言われるまでもなく、自身のカラダやココロを整えたくてヨガを行っているのに、可愛いを優先して負担をかけているのは滑稽な話ですよね。
それに、何かに邪魔されながら行っているアーサナ(ポーズ)がより良い正しいアーサナ(ポーズ)なわけもありません。
だから、こうゆう可愛いウェアはお衣装として以外は残念ながら着ないのが賢明です。
デニム・ジーパン
「動きやすい服装で~」と言われて、デニムが思い浮かぶ方ってどれくらいいらっしゃるでしょうか?
正直、私の中では【ヨガのレッスンにデニム】と言う発想はありませんでした。
でも実際、過去にホットヨガの体験にデニムを用意されて来た方がいらっしゃいました。
その時、確かに場合によってはデニムは動きやすい服装になるなぁと気付いた次第です。
最近はストレッチ性の優れたデニムが増えています。
CMでもデニムを履いて踊ったりヨガをしたりするものがあったような。
私自身、そうゆうストレッチの優れたデニムを履いている時にヨガのポーズを行った事もあります。
実際すごい伸縮性でハヌマーンアーサナ(前後開脚)も出来るくらい可動性がありました。
でもやっぱり、日頃着用しているウェアに比べると動きにくいのです。
だからヨガの時のデニムはおススメしません。
番外編:ホットヨガに向かないウェア
さて、ヨガの時には向かないウェアについて確認してきました。
この5つはどんなヨガの時でも適していないのですが、もう一つ、ホットヨガの時に適さない服装もあります。
分厚い生地
ホットヨガでは、汗を大量にかくので分厚い生地はむきません。
しっかりした生地のTシャツ、分厚い生地のスウェット、汗を含んで全部めちゃくちゃ重くなります。
ずっしり重い物を身に纏ってヨガをしていると、正直途中で脱ぎたくなると思います。
生地が大量に余っている服装
普通のヨガにも適さないと述べたダボダボTシャツのように、カラダのサイズに対して生地が大幅に余っているものもホットヨガの時は避けた方が無難です。
汗を含んだ時にカラダにべっとりまとわりつくからです。
大量の汗も、サラサラと流れている状態だと大変きもちの良いものです。
けれど、べちょべちょに濡れた布がカラダにまとわりついているのは大変気持ち悪い。
その為、余分な生地は出来るだけ多くないものが良いでしょう。
まとめ:ヨガに適したウェア
これらを総合してヨガの時におススメのウェアってどんなでしょう。
ずばり
- 軽くて薄い
- 素材垂れ下がったりめくれ上がらない
- 華美な装飾がない
- 動きやすい
です。
要するに、分厚すぎない生地でダボダボしすぎてない動きやすい服装だったら大丈夫です。
トップスはTシャツでもキャミソールでも構いません。
ボトムスだってジャージでもスウェットでもレギンスでも、動ける物だったら全く問題なし。
私のようにお尻周りが気になる方は、キュロットやスカートを重ねても良いのです。
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こんなのだって
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体験や始めたばかりの頃は、動きやすいものであればウェアの心配はせず、のびのびヨガを楽しんでみて下さい。
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