ホットヨガって本当に効果ありますか?
未だ人気の衰えないホットヨガ。
などなど、聞いてみたいけれど誰に聞いたらいいかわからない!そんな疑問、あると思います。
勇気が出なくて体験に行けないなんてもったいない!
ヨガインストラクター歴もうすぐ20年。
ホットヨガスタジオの立ち上げに2回関わった私が、今更聞けないホットヨガの基本を徹底解説します♪
ホットヨガとは
ホットヨガとは室温38℃前後、湿度55~60%前後の高温多湿な環境で行うヨガの事です。
通常より暖かい環境の中でヨガをする事で、筋肉の緊張や凝りが緩みやすくなり、発汗を促し、デトックス効果を高めてくれます。
ホットヨガの効果
ホットヨガにはたくさんのな効果があります。
こんなにたくさんの効果があるんです。
人気があるのも納得ですね。
それぞれの内容をもう少し詳しく見てみましょう。
柔軟性を高める
ホットヨガの最大のメリットは、暖かい環境で行う事で筋肉が緩み普段よりカラダを動かしやすくなることです。
通常よりヨガのポーズもとりやすくなり、ポーズの深まりもよく柔軟性を高めてくれます。
常温ヨガの経験者が初めてホットヨガを行った時には更に実感しやすいと思います。
カラダの凝りや緊張の緩和
ヨガの動きは元々カラダの緊張や強張り、凝りを改善するように考えられています。
その動きを、より筋肉が緩みやすい温かい環境で行うことで、さらに効果が高まります。
カラダの歪みを整える
カラダを整える為に発展してきたヨガでは、左右バランスよくカラダを動かしていきます。
その為、カラダの歪みを整えて姿勢をキレイにスタイルアップしてくれます。
今まで気づいていなかった細かなカラダの歪みにも意識がいくようになります。
カラダを引き締める
ヨガのポーズは、人間が動く為に本来使うべき筋肉を上手に使えるように考えられています。
あまりハードな動きではなくても、その実、一つ一つがしなやかで実用的な筋肉を育ててくれ、カラダを引き締めくれます。
発汗によるデトックス、代謝アップ効果
ホットヨガは日常生活ではかけないくらい大量の汗をかくので、カラダの中に溜まっていた老廃物が排出されます。
汗をかく習慣が無かった方は、最初はどろどろとしていた汗が出ると思います。
それが、続けるうちにサラサラとした汗に変わるのを実感されるでしょう。
これは、老廃物がたっぷり入っていた汗が、老廃物の少ない良い汗に変わった証拠です。
しっかり汗をかきながらカラダを動かす習慣を持つことで、代謝アップが期待できます。
心身の爽快感が得られる
大量に汗をかく環境でヨガを行う事により、かなりの爽快感が得られます。
ホットヨガにはまる方の多くは、この爽快感が病みつきになってしまうようです。
冷え予防
ホットヨガを続けてくださっている方から頂くお声の中で多いのが「冷え性が改善された」です。
温かい環境の中でカラダを隅々まで動かす事で、手足の指先まで血が巡り血行がよくなります。
美肌効果
大量の発汗によるデトックス効果に加え、ヨガの動きにより全身の血流・リンパの流れをよくするのでお肌の調子が整います。
深いリラックスが得られる
深い呼吸をしながら自身に意識を向け行っていくヨガは、自律神経を整えココロも緊張から解放してくれます。
さらに暖かい環境でココロの緊張がほどけやすくなり深いリラックスが得られます。
質の良い睡眠が得られる
カラダとココロの緊張をほどき、自律神経を整え、適度にカラダを動かすことで質の良い睡眠を得る事が出来ます。
睡眠の質が上がると、人生の質があがります。
すごい!効果がいっぱい!
これはホットヨガスタジオだったらどのスタジオでも同じような感じなんですか?
実はホットヨガスタジオと一口で言ってもスタジオによって大きな違いがあります。
スタジオによってクラスの内容が異なるのはもちろんの事、ホットヨガの環境そのものが全然違うのです。
ホットヨガの実際の環境
ホットヨガにおける高温多湿の環境ですが、実は厳密に〇℃、〇%という数値の決まりがあるわけではありません。
スタジオそれぞれのコンセプトによってその設定には大きく差があります。
いくつかのスタジオの設定を比べてみましょう。
スタジオ名 | 温度 | 湿度 |
---|---|---|
LAVA※ | 30℃~38℃ | 50%~60% |
カルド | 35℃~40℃ | 55% |
ビグラムヨガ | 40℃ | 40%以上 |
ララーシャ | 36℃ | 60% |
※印クラス内容によって室温が変わります。
低いクラスは30℃~33℃くらい、中くらいのクラスは35℃くらい、高いクラスだと38℃くらいです。
たった4つのスタジオでもこれだけ環境が違います。
例えば室温40℃のスタジオと30℃のスタジオではカラダの状態も大きく変わりますし、目的自体が違いますので効果も変わってきます。
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岩盤ヨガ・溶岩ヨガとホットヨガとの違い
ホットヨガと同じ高温多湿な環境で行うヨガには岩盤ヨガや溶岩ヨガなどがあります。
この岩盤ヨガ・溶岩ヨガも流派ではなく環境の違いを表現した言葉です。
ホットヨガがヒーター等の一般的な暖房機器を使って室温をあげているのに対して、岩盤ヨガは岩盤浴で使われている岩盤、溶岩ヨガは溶岩浴で使われている溶岩を利用して室内を温めています。
その為ヨガにプラスして溶岩浴や岩盤浴の効果も得られる事が特徴です。
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ホットヨガの効果を最大に引き出す為の注意点
せっかくホットヨガに挑戦するのなら、その効果を最大に得られたら嬉しいですね。
その為に注意して欲しいポイントは5つ!
2. 汗をこまめに拭く
3. しっかり呼吸をする
4. ヨガの前後は飲食に気を付ける
5. しばらく続けてみる
お水をたっぷり飲む
ホットヨガの最中は少なくても500ml、多いと1l以上の汗をかくとされています。
その為、出ていく汗と同程度のお水をしっかりと飲む必要があります。
よくダイエット目的でホットヨガをされる方に、少しでも体重を減らしたいからとお水を極力飲まない方がいらっしゃいます。
確かに汗が出ればその分の重さが減るので、終わった後の体重は減っています。
けれど、脂肪が減ったわけではなく水分が減っただけなので、お水を飲めばすぐに元に戻ります。
さらに、体内では血液やリンパ液がどろどろ状態になって美しさとは程遠い状態になっています。
目先の体重に一喜一憂する事よりも、内側から美しくなる事が大切です。
汗をこまめに拭く
ホットヨガでは大量に汗をかきますが、汗はこまめに拭きましょう。
汗をきちんと拭かないとその汗がカラダの表面に膜をはり内側から汗が出づらくなってしまいます。
同じ場所に汗が留まり続けると、雑菌や細菌が湧く原因にもなります。
クラスの最中に定期的にお水を取る時間が設けられますが、その時には汗もしっかり拭くことが大切です。
しっかり呼吸する
時々、ホットヨガの環境下での深い呼吸は難しいので、ホットヨガは交感神経を優位に行うエクササイズだと言われる事があります。
しかし、ホットヨガはあくまでホットは環境で行うヨガです。
ヨガで深い呼吸をしないなんて事はありません。
必ず深い呼吸と共に行われていきます。
慣れるまではホットの環境でカラダを動かす事に意識が行き過ぎて呼吸がないがしろになってしまうかもしれません。
どうか、呼吸に対する意識を忘れないようにホットヨガを楽しんでみてください。
ヨガの前後は飲食に気を付ける
ヨガは胃が空っぽの状態で行う方が効果が高いので、なるべくクラスの2時間前くらいには食事を終わらせるのが理想です。
満腹でホットヨガを行うとヨガの効果云々以前に気持ち悪くなってしまう事もあります。
もしヨガ前2時間以内に何かを食べる時は軽くしておきましょう。
そしてホットヨガの後2時間、特に直後の30分は吸収がとても良くなっているので食べ物には気を付けましょう。
しばらく続けてみる
ホットヨガの効果を実感する為に必要な絶対条件は続けてみる事です。
残念ながらヨガは1回で華々しい効果が得られるものではありません。
続ける事でどんどん変化が現れます。
それはホットヨガも同じで、一回で感じられる効果と言えば爽快感やすっきり感くらいでしょうか。
しっかり効果を出したい場合はある程度続けてみる事が大切です。
私が担当していたホットヨガのクラスでは79歳が最高齢でした。
とてもおっとりとした可愛らしいおばあちゃまです。
きちんとご自分に合ったクラスを選べば、誰でも無理なく楽しめますよ。
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ホットヨガの注意点
魅力と楽しさいっぱいのホットヨガですが、いくつか注意して頂きたい点があります。
病院でヨガを勧められた場合は常温のヨガを
ヨガスタジオで働いていると定期的に「病院でヨガを勧められたので…」と言っていらっしゃる方にお会いします。
お医者様が「ホットヨガを」と勧めたのでない限り、その場合は常温のヨガのクラスに通って下さい。
よほどの症状でないとホットヨガのスタジオでもお断りはしませんし、むしろ「ヨガは良いですよ~」等と勧められるかもしれません。
けれどホットヨガはあくまでも健康な人が行うものである事を忘れずに。
エネルギーが弱い人はやらない
なんだかオカルト的な表現になってしまいますが、エネルギーが弱い人にはホットヨガはお勧めしません。
汗を大量にかくと、それと共に大量のエネルギーが出ていくので、もともとエネルギーが弱い状態の方はへとへとになります。
その回復にさらに無駄な体力を使う事になるので、数は少ないですが、ホットヨガに通う度にぐったりする方もいらっしゃいます。
エネルギーが溢れている人が発散するのにはもってこいです。
やりすぎない
ホットヨガにはまったり、激しいダイエット目標がある方など、過度にホットヨガのクラスに参加される場合があります。
けれど過ぎたるは及ばざるが如しです。
日常とは違うホットの環境はそれだけでカラダに負荷をかけている事になります。
「本場インドの高温多湿な環境を再現しているのでホットの方が本来のヨガに近い」と言われる事もありますが、ここは日本です。
四六時中高温多湿の状態で生活している人がその状態でヨガをするのは、日常の環境でヨガをしているだけです。
それこそそこでは、その高温多湿な状態が常温ヨガという事になります。
けれどここは日本なのです。
全く違う環境で生活していて、クラスの時だけ高温多湿の環境に入るのは負担をかけている事になります。
やりすぎると効果を得るどころかカラダを壊す原因にもなってしまいます。
ホットヨガは嗜好品のイメージです。
定量を守れば問題ありませんが、過剰になってはいけません。
まとめ
• 柔軟性を高める
• カラダの凝りや緊張の緩和
• カラダの歪みを整える
• カラダを引き締める
• 発汗によるデトックス、代謝アップ効果
• 心身の爽快感が得られる
• 冷え予防
• 美肌効果
• リラックスが得られる
• 質の良い睡眠が得られる
1. お水をたっぷり飲む
2. 汗をこまめに拭く
3. しっかり呼吸をする
4. ヨガの前後は飲食に気を付ける
5. しばらく続けてみる
• 病院でヨガを勧められた場合は常温のヨガを
• エネルギーが弱い人はやらない
• やりすぎない
スタジオ内の温度、湿度はスタジオによって違います。
ご自分に合ったスタジオを見つけて、ぜひホットヨガを楽しんでみてください♪
まずは無料で体験を!
興味があるならやってみないのは勿体ない!
そんな良い事たくさんのホットヨガ♪
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